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■ファイザーのワクチン、来年1億2000万回分供給で追加契約 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は、アメリカの製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスのワクチンについて、来年、1億2000万回分の供給を追加で受ける契約を結びました。
 厚労省はファイザーとの間で、新たに1億2000万回分のワクチンの供給を受けることを前提に協議を進めていましたが、来年1月から供給を受けることで7日、正式に契約を結んだと明らかにしました。
 新型コロナウイルスのワクチンは、接種から時間がたつと効果が低下することが国内外で報告されていることから、厚労省は、早ければ、今年12月から3回目の接種を始めることを決めており、今回、契約を結んだワクチンも使用される見通しです。
 厚労省は最初の2回接種については、「10月から11月のできるだけ早い時期に、希望者全員の接種を完了する」という目標を掲げており、この分のワクチンは確保済み。追加接種は、医療従事者は早ければ12月、高齢者は年明けから始まる見通しで、自治体が準備を進めています。
 厚労省は、このほか来年以降、アメリカのモデルナからは5000万回分、アメリカのノババックスからは開発に成功した場合、1億5000万回分の供給を受ける契約を交わしています。

 2021年10月8日(金) 




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