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■国内初、ファイザーがワクチン3回目接種の承認申請 すでにフランスやアメリカで開始 [健康ダイジェスト]

 アメリカの製薬大手ファイザーの日本法人は7日、新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種(ブースター接種)を可能とする承認申請を厚生労働省に行ったことを明らかにしました。申請は9月28日付で、国内での3回目接種に向けた申請は初めて。
 3回目の接種によって感染を予防する抗体の量が増えたとする海外の臨床試験(治験)の結果も、提出したといいます。
 厚労省は12月にも医療従事者の追加接種を始める想定で準備を進めており、今後、提出された治験データを分析した上で専門家でつくる分科会を開き、接種対象者や、2回目の接種からどのくらい間隔を空けるかなどについて検討を急ぐことにしています。
 内閣官房によると、ファイザー製は6日時点で1億4000万回以上接種されました。厚労省は、追加で1億2000万回分を確保する方向で同社と協議し、7日、来年1月から供給を受けることで正式に契約を結びました。
 ファイザー製の追加接種については、イスラエルが12歳以上を対象に行っているほか、フランスやアメリカでは高齢者や重症化リスクの高い人を対象に始めています。

 2021年10月9日(土)




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