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■ブラジルで新型コロナの感染者、死者ともに減少傾向 規制緩和の政府対応に懸念の声も [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの累計の感染者数が世界で3番目に多い南米のブラジルで、このところ感染者数、死者数ともに減少が続いています。
 ブラジルの新型コロナの感染状況を調査しているNPOは16日、10月10日から16日までの1週間の感染者数や死者数などのデータを発表しました。それによりますと、今年6月に11万人を超えたこともあった1日の新規感染者数は、1万人を下回る日もあり、1週間の平均でも1万221人まで減少しました。また、4月には4000人を超えた1日の死者数も、1週間の平均で332人となりました。
 地元メディアは専門家の話として、減少の主な要因は、ワクチン接種の普及とともに多くの公共エリアで継続してマスク着用が義務化されていることとしています。
 減少が続いているためリオデジャネイロ市が、来年2月に予定されている「リオのカーニバル」を規制を設けず、通常の規模で開催する意向を示しているほか、各地のサッカースタジアムでも観客数の制限が相次いで緩和されています。
 ただ、現地の専門家からは、感染が完全に収まらない中、大規模な催しへの規制を緩和するのはリスクが大きいとして、政府の対応を懸念する声も上がっています。政府の公衆衛生機関の専門家は、「マスクの着用と手の消毒は引き続き継続するよう」呼び掛けています。
 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)開始以降、ブラジルでは感染者2162万7476人、死者60万2669人が報告されています。

 2021年10月17日(日)




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