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■中国郵政、国際郵便の消毒を指示 新型コロナ感染源疑いで [健康ダイジェスト]

 冬季オリンピックの開幕を来月4日に控える北京市で、新型コロナウイルスの感染例が相次いでいます。北京市は18日、新たに計3人の感染者を確認したと発表しました。このうち2人は15日にオミクロン型変異ウイルスへの感染が確認された女性の家族と同僚で、別の
1人はデルタ型変異ウイルスであることが判明。複数の経路で感染が起きている模様です。
 初のオミクロン型の市中感染が発覚した15日以降、北京市で感染が判明したのは計4人。新型コロナ流行を理由に、オリンピックの組織委は17日、従来の方針を転換し、観戦チケットを一般向けには販売しないことを表明しました。
 ただ、招待客は認める方針で、これ以上の感染拡大はオリンピックのさらなる混乱を招きかねないため、北京市ではさらに厳しい防疫対策がとられる可能性があります。
 オリンピック直前の2月1日には春節(旧正月)を迎えるものの、北京市はすでに市民に実家には帰らず、市内で年を越すよう呼び掛けています。22日から3月末までは、市外から北京市に入った全員に72時間以内のPCR検査を求める方針。
 一方、中国郵政は17日、海外からの郵便物が新型コロナウイルスの感染源の可能性があると当局が指摘したことを受け、国際郵便の消毒を命じるとともに、市民に対し外国の通販の利用を控えるよう求めました。
 各国が海外との人の往来を再開する中、中国は感染者ゼロを目指す「ゼロコロナ」政策を掲げていますが、各地で小規模な流行が確認されているほか、2月4日に冬季オリンピックが開催される北京市でも15日以降、オミクロン型の感染者が4人確認されました。
 当局は、外国からの小包から感染した可能性があると主張。北京市で感染が確認された女性は、ほかの感染者と接触したことがなく、北アメリカで確認されている変異型に似た型に感染していたといいます。
 中国郵政は、すべての国際郵便の外装を「早急に」消毒するとともに、国際郵便を扱う従業員についてはワクチンの追加接種を行うよう求めました。汚染を防ぐため、国内郵便は国際郵便と別の場所で扱うことも指示しています。
 市民に対しては、「感染リスクの高い国・地域」からの物品の購入や郵送を控えるよう要請しました。
 国内での感染は最近、港湾都市の天津市や製造施設が集まる南部広東省など外国から大量の貨物が届く地域で起きています。
 新型コロナは飛沫(ひまつ)感染が主。世界保健機関(WHO)やアメリカ疾病対策センター(CDC)は、汚染された物の表面からの接触感染リスクは低く、時間がたつにつれそのリスクは低下するとしています。
 中国で18日に報告された新規感染者は127人。

 2022年1月18日(火)




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