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■デンマーク、コロナ国内規制を全面解除へ 2月1日から [健康ダイジェスト]

 ヨーロッパで新型コロナウイルスに関する規制を緩和する動きが広がっています。デンマーク政府は26日、2月1日からすべての国内規制を撤廃すると発表しました。オランダやオーストリアも制限措置の緩和を決めました。
 デンマークのメッテ・フレデリクセン首相は26日の記者会見で、「規制にさようならを言い、コロナ前の生活に今日はと言える」と、コロナ関連の規制を廃止する方針を発表しました。マスクの着用やレストランなどの店舗の早い時間での閉店、ワクチン証明の利用といった国内のすべての規制が解除されます。
 デンマークのマグヌス・ホイニケ保健相は、「2月1日をもって、新型コロナを社会にとって危険な病気と分類しないものとしたい」と議員らに宛てた書簡で伝達しました。
 一方で、水際対策については、入国者の感染歴などに応じた検査や隔離の義務付けなど一部の措置を4週間継続する予定といいます。
 デンマークでは新規感染者数が過去最多を更新する状況が続いているものの、ワクチン接種率が高いことから、感染後の症状が比較的軽度なオミクロン型に対応できるとしています。
 オランダでは26日から、レストランや劇場、博物館などの営業が再開されました。今月半ばからは美容院などの営業を認めており、規制緩和の対象業種を拡大した形です。感染者数は多いものの、オミクロン型変異ウイルスに感染しても、入院などには結び付きにくいとの判断からです。
 オーストリアのカール・ネハンマー首相は26日、ワクチン未接種者を対象にした移動制限を解除すると発表。2021年11月から食料品の買い物など必要不可欠の理由以外での外出を禁止していました。医療機関が圧迫される恐れが遠のいたため、これ以上の移動制限は不要と判断しました。
 一方、同国では2月から18歳以上にワクチン接種を義務付けます。3月中旬から警察が接種の有無を確認し、違反者には罰金が科されます。現在、飲食店や小売店を利用する際には接種などの証明を求めており、未接種者の社会生活は依然として限られています。

 2022年1月27日(木)




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