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■中国の新型コロナ新規感染1万3146人 ロックダウンの上海市では8226人 [健康ダイジェスト]

 中国の衛生健康委員会(NHC)は3日、中国本土で2日に空港検疫などを除いて、新たに1万3146人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表しました。
 中国の新規感染者が1日1万人を超えたのは、湖北省武漢市で感染爆発が起きていた2020年2月、診断基準を変更して約1万5000人の新規感染を発表して以来。無症状感染者数の公表を始めた2020年3月末以降では、最多を記録しました。
 新規感染者のうち1万1691人は無症状で、死者は報告されていません。
 ロックダウン(都市封鎖)が続く上海市に加えて、東北部の吉林省などでも拡大が止まらず、ロックダウンの対象は全土で3000万人ほどに上っています。中国では「ゼロコロナ」政策を達成するために各地で感染エリアの封鎖が日常的に行われ、経済や市民生活への影響が続いています。
 上海市では、2日も過去最多の8226人、うち無症状7788人の市中感染が確認されました。3月28日に始まった東部の封鎖は4月1日に解除予定でしたが、人口が多い浦東新区などほとんどの地域が厳しい外出制限を継続。1日から封鎖が始まった日本人も多く住む西部も、予定通り5日に解除されるかは今後の感染状況次第です。
 こうした中、上海市当局は、市内全域の住民を対象に、3日に一斉に抗原検査を行い、4日もPCR検査を行うと発表するなど対策を強化しています。
 また、共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、上海市から70キロメートル足らずの都市で、オミクロン型の「BA・1・1」系統からさらに変異したウイルスを軽症患者1人から分離したと、現地の医療当局のシーケンスデータを基に報じました。中国で感染が広がったり、研究者がデータを共有する世界的ポータルのGISAIDに提出されたりした他のウイルスにもマッチしないといいます。

 2022年4月3日(日)




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