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■新型コロナの後遺症発症、半数近くがコロナから回復後 東京都が分析 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染した後に後遺症を訴えて医療機関を受診した人を東京都が分析したところ、半数近くは発症から2週間以上たった後に後遺症が現れていました。後遺症が疑われる場合は専門の相談窓口などに相談してほしいと、東京都は呼び掛けています。
 東京都は新型コロナに感染した後に後遺症専用の窓口に相談し、昨年5月から今年1月にかけて都立病院、公社病院を受診した人など230人の症状を分析しました。
 後遺症の症状を複数回答で聞いたところ、最も多かったのがけん怠感で93人、次いで息切れが44人、頭痛が38人、きゅう覚障害が37人、せきが33人などとなっていて、65%が2つ以上の症状を訴えました。
 後遺症の発症の時期は、全体の54%が新型コロナの発症から2週間未満、2週間以上が46%で、半数近くが当初のコロナ感染による発熱やせきからの回復後に後遺症の症状が出ています。
 症状がどれだけの期間続くかについて確認が可能な125人を分析したところ、3カ月以上6カ月未満が25人、6カ月以上1年未満が6人、1年以上が1人と、後遺症が長く続く人も目立つ結果となりました。
 東京都は、後遺症はコロナ感染時よりも症状が重くなることもあるとして、後遺症が疑われる場合は無理な活動は避け、かかりつけの医療機関や都立病院、公社病院に設けたコロナ後遺症の専用相談窓口に相談してほしいと呼び掛けています。

 2022年4月6日(水)




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