■5~11歳の子供対象ワクチン接種、16人に副反応疑われる症状 [健康ダイジェスト]
5歳から11歳の子供を対象にした新型コロナワクチンの接種で、これまで16人に副反応が疑われる症状があったことが、13日に開かれた厚生労働省の専門家部会で報告されました。
5歳から11歳の子供を対象にしたアメリカのファイザー社製のワクチンは今年2月下旬に接種が始まり、厚労省によりますと、4月1日までに推定で53万4000回余りの接種が行われました。この間に、合わせて16人で副反応が疑われる症状が報告されたということです。
症状が重かったのは2人で、うち7歳の男の子は心臓の筋肉や膜に炎症が起きる「心筋炎」や「心膜炎」、それにウイルス性の咽頭炎と診断されたということです。また、10歳の女の子はリンパ節のはれや発熱などが見られましたが、2人とも回復か軽快したとしています。
このほか合わせて14人が、接種の痛みや緊張によって、めまいなどを起こす「血管迷走神経反射」などと報告されましたが、いずれも症状の程度は重くなかったとしています。
接種との因果関係については、今後、評価を行うということです。
厚生労働省は現時点でワクチンの接種体制に影響を与えるほどの重大な懸念は認められないとしています。
2022年4月14日(木)
5歳から11歳の子供を対象にしたアメリカのファイザー社製のワクチンは今年2月下旬に接種が始まり、厚労省によりますと、4月1日までに推定で53万4000回余りの接種が行われました。この間に、合わせて16人で副反応が疑われる症状が報告されたということです。
症状が重かったのは2人で、うち7歳の男の子は心臓の筋肉や膜に炎症が起きる「心筋炎」や「心膜炎」、それにウイルス性の咽頭炎と診断されたということです。また、10歳の女の子はリンパ節のはれや発熱などが見られましたが、2人とも回復か軽快したとしています。
このほか合わせて14人が、接種の痛みや緊張によって、めまいなどを起こす「血管迷走神経反射」などと報告されましたが、いずれも症状の程度は重くなかったとしています。
接種との因果関係については、今後、評価を行うということです。
厚生労働省は現時点でワクチンの接種体制に影響を与えるほどの重大な懸念は認められないとしています。
2022年4月14日(木)
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by MichaelClory (2022-04-14 17:36)