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■原因不明の小児急性肝炎疑い例で、新たに2人が入院 [健康ダイジェスト]

 イギリスなどで幼い子供を中心に相次いで報告されている原因不明の急性肝炎について、厚生労働省は国内で新たに16歳以下の子供2人が同様の症状で入院したことを明らかにしました。
 国内で確認された原因不明の肝炎の可能性がある患者は、計3人になりました。
 世界保健機関(WHO)によりますと、イギリスやアメリカなど12カ国で主に10歳以下の子供で急性肝炎の報告が相次ぎ、4月21日の時点で少なくとも169人の患者が報告され、このうち1人が亡くなっています。
 厚労省によりますと、国内で新たに16歳以下の子供2人が原因不明の急性肝炎と診断され入院したということです。関与が疑われるアデノウイルスはいずれも検査中で、新型コロナウイルスのPCR検査は陰性でした。
 厚労省は、4月25日に原因不明の肝炎の可能性がある患者が初めて確認されたと発表しており、国内で確認された患者は3人となりました。この3人の関連性は明らかにしていません。
 WHOによりますと、海外で報告された患者からは一般的な肝炎ウイルスは検出されず、原因はわかっていませんが、患者の4割余りからはのどの痛みなどを引き起こすアデノウイルスが検出されています。
 厚労省は、全国の自治体に同様の症状がある患者がいれば報告するよう求めるとともに、海外での状況について情報収集を進めています。

 2022年4月28日(木)




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