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■中国・上海市の外出制限1カ月、感染者連日1万人超 封鎖解除地域は3割程度 [健康ダイジェスト]

 中国の上海市で、新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込むための厳しい外出制限が本格的に始まってから、28日で1カ月が経過しました。
 感染拡大に歯止めがかからず、制限が解除される見通しが立たない中、多くの市民が不自由な生活を強いられていて、「ゼロコロナ」政策を続けてきた習近平指導部は難しいかじ取りを迫られています。
 中国の上海市では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月28日から市の東地域でロックダウン(都心封鎖)が始まり、4月1日からは市の西地域を含めた全域が封鎖されました。
 このところ感染者数は減少傾向にあるものの、27日も一日に1万622人の感染者が確認されるなど、連日1万人を超えており、外出制限が始まってから1カ月たった今も感染拡大に歯止めがかかっていません。3月からの感染者数は50万人を超え、死者は238人となっています。
 市当局は14日間、陽性者が出ていない住宅区域から封鎖の解除を始めていますが、現在、基準を満たしている地域は3割程度にとどまっています。
 また、上海中心部では警察官や配達員以外は人の姿がほとんど見られません。
 こうした中で、食料などの生活物資の調達が難しい地域もあり、多くの市民が不自由な生活を強いられています。
 一方、首都・北京でも感染者が増え始めていて、4月25日以降、人口の9割に当たる約2000万人を対象に順次、合わせて3回のPCR検査を実施しており、一部の地域では外出制限も行われています。
 北京市の当局は27日も50人の新規感染者が確認されたとしていて、28日に新たに2つの地域を外出制限の対象にするなど、厳戒態勢を続けています。

 2022年4月29日(金)




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