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■中国・上海市でも新型コロナ感染急拡大、発熱外来に長い列 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込む「ゼロコロナ」政策を転換した中国で、都市部を中心に感染が急拡大しています。最大の経済都市・上海市では、経済活動や市民生活に混乱が生じています。「ゼロコロナ」政策によって5月末まで約2カ月の都市封鎖(ロックダウン)を強いられた人口2500万人の市民は、政策転換による感染爆発で再び翻弄(ほんろう)されています。
 市内の病院は患者急増に対応しきれず、薬局では一部の薬が不足。従業員の感染で休業する企業が相次いでいるほか、大半の学校は休校となっています。公共交通機関の利用も急減しました。
 上海市最大の公立病院の一つである同仁病院では、集中治療室(ICU)に入り切れない重体患者を廊下に収容して治療しています。発熱外来の前には明らかに具合が悪そうな数十人が寒さの中で長い列を作って受け付けを待っているのが、見られました。同病院近くの幾つかの薬局は風邪薬や解熱剤の在庫がなくなったとして、営業を停止していました。
 医療関係者は、患者が多すぎる上にスタッフの間でも感染が広がっており、一段と状況は深刻化していると述べました。以前は病院内に入るためにはPCR検査の陰性を示さなければならなかったものの、上海市がこの規定を停止後、患者が増加することにもなりました。
医療体制が逼迫(ひっぱく)する中で、薬不足も深刻化。上海市では病院の発熱外来の「数時間待ち」(地元メディア)という状況を改善しようと、市内の地区ごとに設置されている約2600カ所の衛生サービスセンターでも発熱者に解熱薬などを処方する態勢を整えたものの、感染者の急増で混雑の解消には至っていません。
 また、ソーシャルメディアや新聞は、多くの人々が海外製や中国で販売が承認されていない医薬品をオンライン販売で入手しようとしている様子を伝えています。
 アメリカのファイザーが中国国有企業を通じて経口抗ウイルス薬「パキロビッド」を本土で販売する契約を結んだと今月発表したばかりですが、中国版ツイッターと呼ばれる微博(ウェイボ)ユーザーの女性は、親族がいるバングラデシュで製造されたパキロビッドのジェネリック(後発品)を購入すると18日に投稿。この投稿はすでに削除されているものの、中国がパキロビッド数万箱を輸入したと聞いたとこの女性は記していました。
 21世紀経済報道は、広東省で働く1人がパキロビッド1箱を買うため香港のエージェントに本土の定価の2倍以上に当たる5800元(約11万円)を支払ったと報じました。
 上海の澎湃新聞によると、政府が厳格なコロナ関連規制の緩和に向けた最初の暫定措置を11月に打ち出して以後、購入代理店は外国製のジェネリック抗ウイルス薬5万箱余りを販売したといいます。

 2022年12月22日(木)

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