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■東京都、マスク着用3月13日から個人判断を尊重 混雑した電車やバスに乗る場合は推奨 [健康ダイジェスト]

 新型コロナ対策としてのマスクの着用について、東京都は3月13日から、個人の判断を尊重するものの、重症化リスクの高い人への感染を防ぐため、通勤ラッシュなどで混雑した電車やバスに乗る場合などでは着用を推奨することになりました。
 新型コロナ対策としてのマスクの着用について、東京都は14日に開かれた対策本部会議で、政府の指針を踏まえた、3月13日からの対応をまとめました。
 都は3月13日以降、都民に対し、基本的な感染防止対策を引き続き行ってほしいとした上で、マスクの着用については「屋内・屋外を問わず、個人の判断を尊重する」としています。
 ただ、高齢者など重症化リスクの高い人への感染を防ぐため、医療機関を受診する際や、高齢者施設などを訪れる際、通勤ラッシュなどで混雑した電車やバスに乗る際、施設の利用やイベント参加時に事業者から呼び掛けられた際は「マスクの着用を推奨する」としています。
 一方で、新型コロナの症状がある人や、家族に検査で陽性となった人がいる場合は、外出を控え、通院などの際にはマスクを着用するよう求めています。
 事業者に対しては、マスクの着用が個人の判断にゆだねられることを踏まえた上で、各業界団体が修正したガイドラインを遵守するよう求めています。
 飲食店については、十分な感染対策を行っている飲食店を都が認証する「第三者認証制度」の基準から、客や従業員にマスクの着用を求める項目を削除することを盛り込んでいます。ただ、飲食店から、感染対策などのために、客や従業員に対してマスクの着用を求めることができるとしています。
 このほか、都立学校では、4月1日以降、「マスクの着用を求めないことを基本とする」としており、3月に行われる卒業式については児童や生徒、教員に限りマスクを外すことを基本としています。
 会議の中で小池百合子知事は、「マスクの着用については混乱が生じないよう、都民や事業者に丁寧に発信してほしい。感染対策をしっかりと行いつつ、みんなの笑顔がわかり、思い出に残る卒業式になってほしい」と述べました。
 東京都医師会の尾崎治夫会長は14日の会見で、「屋外でマスクの着用は必要ない。ただ、屋内で外すなら、部屋の換気がよくされていることや、ある程度換気が悪くても空気清浄機を置いてウイルスを除去するなど、環境整備が必要だ」と述べました。
 また、マスク着用に関する業界団体ごとのガイドラインの見直しについて、「個々人が判断しやすいよう、屋内での換気の状況やウイルスを捕捉できる空気清浄機の設置など、外すことができる客観的な根拠を、ガイドラインの中に盛り込んでほしい」と訴えました。

 2023年2月15日(水)

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