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■劇症型溶血性レンサ球菌感染症、東京都内の感染者147人で過去最多に 昨年は通年で142人 [健康ダイジェスト]

 手足のえ死などを引き起こし、死に至ることもある「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の東京都内の感染者数が、統計開始以来、最も多くなっているとして、都は注意を呼び掛けています。
 都は13日、専門家が参加する感染症の対策会議を開きました。この中で、都の担当者は「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者数が6月2日時点で、統計を取り始めて以来、過去最多だった昨年1年間の141人をすでに上回り、147人に上っていると報告しました。昨年は患者報告数のうち、約3割の42人が死亡しました。全国の患者報告数も同日現在、過去最多だった2023年の941人を超え、977人に上ります。
 「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」は、主に「A群溶血性レンサ球菌」と呼ばれる細菌に感染し、手足のえ死や多臓器不全などが起こる感染症で30歳代以上に多いとされ、症状が急激に悪化し死に至ることもあります。
 都は、手足の痛みや腫れ、発熱などが感染の兆候だとして、兆候に気付いたら、すぐに医療機関を受診してほしいとしています。
 また、飛まつや接触のほか、手足などの傷口から感染することがあるとして、手洗いやせきエチケット、それに傷口を汚れた手で触らないなどの対策を呼び掛けています。
 東京感染症対策センターの賀来満夫所長は、「正しい情報に基づく行動が重要で、日常から対策をしてほしい」と話していました。

 2024年6月14日

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