第一三共は18日、開発中のワクチンが厚生労働省の「ワクチン大規模臨床試験等事業」に採択されたと発表しました。将来のパンデミック(世界的な大流行)に備えワクチンを開発する企業に対する支援事業で、第一三共は国際臨床試験(治験)の経費について支援を受けることができます。
第一三共はインフルエンザ向けメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンと、季節性インフルエンザと新型コロナウイルスの混合mRNAワクチンの2種類を開発しています。
同社は新型コロナで培ったmRNA技術を活用し、将来のパンデミックに備え早期開発と供給体制の構築を目指します。
2024年6月19日(水)
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