SSブログ

■訓練で意識的に心臓の動きを制御できる 東京大チーム、脳内の仕組みを解明 [健康ダイジェスト]

 心臓は自律神経の働きにより、個人の意思に関係なく鼓動を続けますが、脳には、心臓の動きを意識的に制御できる神経の経路が備わっていることを、東京大学のチームがラットを使った実験で突き止めました。
 この研究は、東京大の池谷裕二教授などのチームが国際的な科学雑誌「サイエンス」で発表しました。
 心臓は自律神経によって制御され、通常、意識的に動かすことができないとされていますが、チームは心拍数の変化を自分で測定しながらだと意識的に数値を変化させられることに注目し、こうした現象が起きる仕組みを調べました。
 チームでは、ラットを使って心拍数が下がれば、報酬を与えるという訓練を繰り返したところ、5日後には心拍数が通常の半分程度に減ったということです。
 この時の神経の活動を詳しく調べたところ、脳の中で意思の決定などにかかわる場所と自律神経をつかさどる場所の間に神経の経路があることを突き止めたということで、この経路を通じて、意識的な指令が心臓を制御する神経にまで伝わっているとみられるということです。
 また、心拍数が減少したラットは、訓練前と比べて全体の運動量には変化がなかったものの、不安が抑えられていることを示す行動が増えることもわかったということです。
 池谷教授は、「今後、人でも同様のメカニズムがあることが示されれば、心拍数を制御するなどしてストレスへの抵抗性を高めるなどの効果が期待できるのではないか」と話していました。

 2024年6月21日(金)

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。