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■石綿労災、2023年度は1170件認定 2022年度比91件増、厚労省まとめ [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は19日、仕事中にアスベスト(石綿)を吸い込んだことで中皮腫などを発症し、2023年度に労災認定されたのは1170件だったと発表しました。2022年度より91件増えました。
 認定の内訳は、肺を覆う胸膜などの表面に腫瘍ができる中皮腫の642件が最多で、次いで肺がんが433件。業種別では、建設業が全体の65・2%を占め、製造業の28・8%が続きました。
 石綿救済法に基づき、労働者が死亡した場合の労災請求の時効(5年)を過ぎても遺族に支給する「特別遺族給付金」の支給決定は158件でした。
 アスベストは繊維状の天然鉱物で、断熱性や耐火性に優れ建材に広く使われたものの、粉じんを吸い込むと中皮腫などを引き起こすと判明し、規制されました。潜伏期間は数十年に及びます。

 2024年6月23日(日)

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