■函館市の70歳代男性、ダニ媒介脳炎を発症 国内7例目 [健康ダイジェスト]
北海道函館市に住む70歳代の男性が、マダニが媒介する感染症「ダニ媒介脳炎」を発症しました。国内で確認されたのは7例目で、保健所は草の茂る場所に入る際は肌の露出を少なくするなど対策を徹底するよう呼び掛けています。
市立函館保健所によりますと、今年5月下旬、函館市の70歳代の男性が道南で山菜取りをした後、手や足のしびれなどの症状を訴えて、市内の医療機関を受診しました。
その後、道立衛生研究所などで検査したところ、7月1日、マダニが媒介する感染症「ダニ媒介脳炎」だと確認されました。
男性は、まひや意識障害、けいれんなどの症状があり、現在も市内の病院に入院し治療を受けているということです。
国内で「ダニ媒介脳炎」の患者が確認されたのは、6月26日に発表された札幌市の50歳代男性に続く7例目です。
7例すべて道内で確認されていて、函館市に住む人の感染が確認されたのは初めてだということです。
「ダニ媒介脳炎」は感染すると1週間から2週間ほどの潜伏期間を経て、発熱やしびれなどの症状が現れ、脳に炎症が起きて死亡する場合もあります。人から人に感染することはありません。
市立函館保健所は、マダニが生息する草が茂った場所などに入る際には、長袖、長ズボンを着て、帽子や手袋を身に着けるなど肌の露出を少なくし、虫よけ剤を使用するなど、マダニにかまれない対策を徹底するよう呼び掛けています。
2024年7月4日(木)
市立函館保健所によりますと、今年5月下旬、函館市の70歳代の男性が道南で山菜取りをした後、手や足のしびれなどの症状を訴えて、市内の医療機関を受診しました。
その後、道立衛生研究所などで検査したところ、7月1日、マダニが媒介する感染症「ダニ媒介脳炎」だと確認されました。
男性は、まひや意識障害、けいれんなどの症状があり、現在も市内の病院に入院し治療を受けているということです。
国内で「ダニ媒介脳炎」の患者が確認されたのは、6月26日に発表された札幌市の50歳代男性に続く7例目です。
7例すべて道内で確認されていて、函館市に住む人の感染が確認されたのは初めてだということです。
「ダニ媒介脳炎」は感染すると1週間から2週間ほどの潜伏期間を経て、発熱やしびれなどの症状が現れ、脳に炎症が起きて死亡する場合もあります。人から人に感染することはありません。
市立函館保健所は、マダニが生息する草が茂った場所などに入る際には、長袖、長ズボンを着て、帽子や手袋を身に着けるなど肌の露出を少なくし、虫よけ剤を使用するなど、マダニにかまれない対策を徹底するよう呼び掛けています。
2024年7月4日(木)
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