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■世界平均気温、6月も史上最高に 13カ月連続、EU気象情報機関が発表 [健康ダイジェスト]

 ヨーロッパ連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は8日、今年6月の世界平均気温が16・66度で、6月としては1940年からの観測史上最高だったと発表しました。これまで最高だった2023年を0・14度上回りました。その月としての記録を更新するのは昨年6月から13カ月連続となりました。
 産業革命前と同程度とされる1850~1900年の6月の推定平均気温と比べ、1・5度高くなりました。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」では年ごとの変動を除いた世界の平均気温の上昇幅を1・5度に収めることが目標ですが、達成は難しい状況になっています。
 最新データでは、今年は年初から人為的な気候変動とエルニーニョ現象で記録的高温となる異常気象が続いており、一部の科学者は昨年を上回って記録上最も暑い年になる可能性があるとみています。
 アメリカの気候変動に関する非営利研究機関、バークレイ・アースの調査担当科学者ジーク・ハウスファーザー氏は、「2024年の気温が2023年を上回り、1800年代半ばの地球表面温度観測開始以来最も高温の年になる可能性が約95%と推定される」と述べました。
 6月までの12カ月間の世界平均気温は、産業革命前と同程度とされる1850~1900年の平均気温を1・64度上回り、過去最高を記録したといいます。

 2024年7月8日(月)

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