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■東京都、熱中症の疑いで15~93歳の86人を救急搬送 [健康ダイジェスト]

 東京消防庁によりますと、8日東京都内では午後3時までに、15歳から93歳までの男女あわせて86人が熱中症の疑いで救急搬送されました。
 東京消防庁は当初、30歳代の女性1人が死亡したと発表しましたが、これは誤りで、実際には女性は軽症だったと訂正しました。
 救急搬送されたのは、50歳代から80歳代の3人が重症、10歳代から80歳代の29人が中等症、10歳代から90歳以上の54人が軽症だということです。
 東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう注意を呼び掛けています。
 神奈川県によりますと、8日午後3時までに県内では40人が熱中症の疑いで搬送され、このうち5人が重症だということです。
 搬送された40人のうち28人が、65歳以上の高齢者でした。
 埼玉県消防課によりますと、8日午後4時の時点で、熱中症の疑いで合わせて113人が救急搬送されたということです。
 午後4時時点の人数としては今年最多で、初めて100人を超えました。
 このうち、重症が5人、中等症が43人、軽症が65人となっています。
 また、年代別では65歳以上の高齢者が72人、18歳以上65歳未満が37人などとなっています。
 県はエアコンを使ったり水分をこまめに補給したりして、熱中症の対策を徹底するよう呼び掛けています。
 千葉県によりますと、県内では8日午後4時までに67人が熱中症の疑いで搬送されたということです。
 このうち3人が3週間以上の治療が必要な重症だということです。
 県は、エアコンの適切な使用やこまめな水分補給など、熱中症の対策を徹底するよう呼び掛けています。
 茨城県のまとめによりますと、8日午後3時までに県内では6歳から93歳までの合わせて25人が熱中症やその疑いで医療機関に搬送されました。
 このうち、筑西市の76歳の女性は症状の程度が重いということです。
 このほかの24人はいずれも命に別状はないということです。
 栃木県によりますと、8日県内では午後4時時点で合わせて9人が熱中症の疑いで搬送されたということです。

 2024年7月8日(月)

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