■千葉県鎌ケ谷市のPFAS追加調査、井戸水で暫定目標値の最大700倍の濃度 [健康ダイジェスト]
有機フッ素化合物の「PFAS(ピーファス)」のうち、有害性が指摘されている物質が千葉県内で相次いで検出されている問題で、鎌ケ谷市で追加調査が行われた結果、井戸水から最大で国の暫定目標値の700倍に当たる極めて高い濃度が検出されました。
有機フッ素化合物の「PFAS」のうち、「PFOS(ピーフォス)」と「PFOA(ピーフォア )」の2つの物質は有害性が指摘され、国内でも製造や輸入が禁止されていますが、鎌ケ谷市の軽井沢地区では今年4月の調査で7本の井戸から国の暫定目標値を超える濃度が検出されました。
これを受けて市は6月、範囲を広げて追加調査を行った結果、31本のうち13本の井戸で国の値を上回る濃度が検出され、最大で700倍に上ったということです。
一部の井戸の水は住民が飲み水として利用していますが、これまで体調の異変に関する情報は寄せられておらず、市は水を飲まないよう呼び掛けています。
市は7月中に住民説明会で詳しい調査結果を周知するほか、県や近隣の自治体とともに、海上自衛隊の下総航空基地や周辺の事業所などに現地調査を申し入れ、原因の究明を進めていきたいとしています。
2024年7月18日(木)
有機フッ素化合物の「PFAS」のうち、「PFOS(ピーフォス)」と「PFOA(ピーフォア )」の2つの物質は有害性が指摘され、国内でも製造や輸入が禁止されていますが、鎌ケ谷市の軽井沢地区では今年4月の調査で7本の井戸から国の暫定目標値を超える濃度が検出されました。
これを受けて市は6月、範囲を広げて追加調査を行った結果、31本のうち13本の井戸で国の値を上回る濃度が検出され、最大で700倍に上ったということです。
一部の井戸の水は住民が飲み水として利用していますが、これまで体調の異変に関する情報は寄せられておらず、市は水を飲まないよう呼び掛けています。
市は7月中に住民説明会で詳しい調査結果を周知するほか、県や近隣の自治体とともに、海上自衛隊の下総航空基地や周辺の事業所などに現地調査を申し入れ、原因の究明を進めていきたいとしています。
2024年7月18日(木)
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