■神戸徳洲会病院が新たに医療過誤1件を認定 血圧上昇させる薬剤投与遅れ90歳代死亡 [健康ダイジェスト]
神戸市垂水区の神戸徳洲会病院で患者が適切な治療を受けられずに死亡する事故が相次いだ問題で、同病院が院内調査の結果、新たに1件を医療過誤による死亡と認定していたことがわかりました。国の医療事故調査制度に基づく検証や院内調査の対象とした死亡事故などは計15件とし、医療過誤の認定は3件目となりました。
新たに医療過誤と認めたのは、今年1月に90歳代男性が心肺停止状態で搬送され、血圧を上昇させる薬剤の追加投与が遅れて死亡した事例。病院側は「事故ではないが、死期を早めたことは間違いなく、過失があったと判断した」としました。遺族に謝罪し、賠償を検討しているといいます。
同病院では、昨年1~7月に複数の患者がカテーテル治療後に死亡していたことが判明。神戸市が翌8月に行政指導し、今年2月に医療法に基づく改善命令を出しました。その後、病院側は死亡患者のうちカテーテル治療を受けた90歳代女性と、糖尿病の既往歴を見落とした70歳代男性の2人について医療過誤があったと認定していました。
2024年8月4日(日)
新たに医療過誤と認めたのは、今年1月に90歳代男性が心肺停止状態で搬送され、血圧を上昇させる薬剤の追加投与が遅れて死亡した事例。病院側は「事故ではないが、死期を早めたことは間違いなく、過失があったと判断した」としました。遺族に謝罪し、賠償を検討しているといいます。
同病院では、昨年1~7月に複数の患者がカテーテル治療後に死亡していたことが判明。神戸市が翌8月に行政指導し、今年2月に医療法に基づく改善命令を出しました。その後、病院側は死亡患者のうちカテーテル治療を受けた90歳代女性と、糖尿病の既往歴を見落とした70歳代男性の2人について医療過誤があったと認定していました。
2024年8月4日(日)
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