■固形がん初の遺伝子改変細胞治療 滑膜肉腫対象、アメリカで承認 [健康ダイジェスト]
アメリカ食品医薬品局(FDA)は2日、希少がんの滑膜肉腫に対するイギリスのアダプティミューン・セラピューティクスの治療用免疫細胞「テセルラ」を承認したと発表しました。免疫細胞の一種、T細胞を遺伝子改変してがん細胞への攻撃力を高め、体内に戻しました。既存製品は血液がんが対象で、それ以外の臓器にできる固形がん治療での実用化は初といいます。
滑膜肉腫は手足の関節付近などにでき、30歳代以下の男性に多くみられます。すでに抗がん剤治療を終え、手術不能か転移した成人患者を対象としました。患者の血液からT細胞を採取し、がん細胞特有のタンパク質を目印に攻撃するよう改変した上で1回点滴します。価格は約1億600万円。
2024年8月4日(日)
滑膜肉腫は手足の関節付近などにでき、30歳代以下の男性に多くみられます。すでに抗がん剤治療を終え、手術不能か転移した成人患者を対象としました。患者の血液からT細胞を採取し、がん細胞特有のタンパク質を目印に攻撃するよう改変した上で1回点滴します。価格は約1億600万円。
2024年8月4日(日)
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