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■エムポックスで緊急事態宣言 アフリカ連合、大陸外拡大の恐れも [健康ダイジェスト]

 アフリカ連合(AU)の疾病対策センター(CDC)は13日、コンゴ民主共和国(旧ザイール)などのアフリカ各国でエムポックス(サル痘)が拡大しているとして、「公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。2022年、CDCにアフリカ全域を対象とする「公衆衛生上の緊急事態」を宣言する権限が付与されて以来、発令されるのは今回が初めて。
 アフリカの外に広がる恐れがあり、ワクチン普及を支援する国際団体、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)は「世界が目を覚ます時だ」と訴えました。
 CDCは2022年1月以降、疑い例を含む3万8465件の感染例と1456人の死亡者を把握。対策強化で国際社会の支援を求めています。ジャン・カセヤ事務局長はオンライン記者会見で、「脅威を取り除くために断固とした措置を取る」と表明しました。
 CDCは、抑止に最低1000万本のワクチンが必要だとしています。

 2024年8月14日(水)

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