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■新型コロナ感染者が3週連続減少、前週比0・81倍 1医療機関当たりでは岐阜県、岩手県など多く [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの全国の感染状況は、8月18日までの1週間に1つの定点医療機関当たりの平均の患者数が8・50人となり、3週連続で減少しました。
 厚生労働省によりますと、8月12日から18日までの1週間に全国約5000の定点医療機関から報告された新型コロナの患者数は、前の週から9913人減って3万9295人となりました。
 また、1つの定点医療機関当たりの平均の患者数は8・50人で、前週より1・98人減少し、前週比0・81倍となりました。前週から減少が続くのは、3週連続となります。
 都道府県別では、多い順に岐阜県が17・46人、岩手県が15・06人、鳥取県が14・72人、茨城県が14・27人、福島県が14・16人などとなっていて、38の都府県で前の週より減少しています。少なかったのは東京都3・63人、山口県4・57人、大阪府4・58人など。
 8月18日までの1週間に全国約500の定点医療機関から報告された、新たに入院した患者の数は3619人で、前週と比べて613人減り、前週比0・86倍となりました。
 厚労省は全国の流行状況について、「例年、お盆の帰省などの影響で8月下旬に感染者が増加する傾向があり、引き続き警戒してほしい」としています。
 新型コロナウイルスの感染状況について、感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎客員教授は、「国内の感染者の数は8月初めごろから減少し続けていて、この夏のピークは越えたとみられる。ただ、23日に発表されたのはお盆の期間中のデータで、多くの医療機関が休診しているため、報告数は少なくなっていると考えられる。来週以降はその反動に加え、帰省などで移動する機会が増えた影響で、再び感染者の数が増える可能性もある。今回のデータでも高齢者では感染者の数はあまり減っておらず、入院患者の数も多い状態が続いていることは気掛かりで、まだ安心はできない」と指摘しました。
 その上で「もうしばらく夏場の流行への対策を続けることが重要だ。手洗いや換気、必要な場所でのマスクの着用など、基本的な予防策に気を配ってほしい」と注意を呼び掛けています。

 2024年8月23日(金)

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