■日本、3年連続で結核の「低まん延国」 10万人当たり8・1人 [健康ダイジェスト]
厚生労働省は27日、2023年の結核の新規患者数が10万人当たり8・1人だったと発表しました。3年連続で10人を下回り、世界保健機関(WHO)が定める「低まん延国」となりました。
一方で、外国生まれの若い患者の増加が目立っており、厚労省は特に患者が多いアジアからの入国者を対象に、入国前検査で結核にかかっていないことの証明を義務付ける制度を本年度から導入する方向で、準備を進めています。入国前検査の対象は中国、インドネシア、ミャンマー、ネパール、フィリピン、ベトナムの6カ国からの中長期滞在者とする計画。
厚労省から委託を受けて集計した結核予防会の加藤誠也・結核研究所長は外国生まれの感染者の発生動向には注視が必要とし、「長引くせきがある場合は結核を疑ってほしい」と話しました。
集計によると、2023年に新たに診断された患者数は1万96人で、前年より139人減りました。
2024年8月28日(水)
一方で、外国生まれの若い患者の増加が目立っており、厚労省は特に患者が多いアジアからの入国者を対象に、入国前検査で結核にかかっていないことの証明を義務付ける制度を本年度から導入する方向で、準備を進めています。入国前検査の対象は中国、インドネシア、ミャンマー、ネパール、フィリピン、ベトナムの6カ国からの中長期滞在者とする計画。
厚労省から委託を受けて集計した結核予防会の加藤誠也・結核研究所長は外国生まれの感染者の発生動向には注視が必要とし、「長引くせきがある場合は結核を疑ってほしい」と話しました。
集計によると、2023年に新たに診断された患者数は1万96人で、前年より139人減りました。
2024年8月28日(水)
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