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■ガザ地区南部でもポリオワクチン接種始まる 対象地域の一部は医療関係者の立ち入り禁止に [健康ダイジェスト]

 パレスチナ自治区ガザでは、イスラエルとイスラム組織ハマスの双方が地域を限定して戦闘を一時休止した上で、国連機関によるポリオのワクチン接種が進められており、イスラエル軍が攻勢をかけている南部でも接種が始まりました。
 30万人以上の子供への接種が予定されていて、戦闘が着実に休止されるかが焦点となっています。
 ガザ地区では、9月1日から地域を限定し、戦闘を一時休止した上で国連機関によるポリオのワクチン接種が進められていて、中部に続いて、南部でも5日から接種が始まりました。
 国連パレスチナ難民救済事業機関によりますと、南部の対象地域では、少なくとも3日間、午前6時から午後2時まで戦闘が一時休止され、34万人余りの子供への接種を予定しているということです。
 パレスチナの保健省は5日、ガザ地区南部で実施された子供へのポリオのワクチン接種の際に、一部地域に医療関係者が入れなかったと発表しました。
 ガザ保健省の医療担当者によると、事前に許可を得ていたにもかかわらず、イスラエル軍が一部地域をハマスが活動しているレッドゾーンに指定していたため立ち入りを禁止されたと訴えました。
 一部地域はワクチン接種の対象となる子供たちの割合が特に多いとしています。
 また、レッドゾーンに指定されていないハンユニスでも医療関係者が入れない地域があったと明かしました。
 世界保健機関(WHO)を通じてイスラエル軍と調整を進めていますが、「この地域に入れないと災害レベルでポリオの感染が拡大する」と危惧しました。

 2024年9月6日(金)

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