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■小林製薬の「紅麹」サプリ健康被害、原因は「プベルル酸」と確認 厚生労働省 [健康ダイジェスト]

 小林製薬(大阪市)の紅麹(べにこうじ)成分入りサプリメントを巡る健康被害の問題で、厚生労働省は18日、製品原料から検出された未想定の3物質のうち2物質は腎毒性がないことが判明したと明らかにしました。腎障害の原因物質は青カビ由来のプベルル酸と確認しました。
 日本腎臓学会の分析では、サプリ摂取後に腎障害が出た患者の多くに、尿細管が傷付き必要成分が再吸収できなくなる「ファンコニー症候群」が見られました。
 厚労省と国立医薬品食品衛生研究所は5月末、3物質の検証状況を公表し、ラットへの投与試験でプベルル酸は腎臓の尿細管壊死を引き起こすことを確認したと発表。残る2物質の腎毒性解析を続けていました。

 2024年9月18日(水)

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