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■公立病院事業4年ぶり赤字 2023年度、コロナ補助金減少や人件費高騰影響 [健康ダイジェスト]

 総務省は27日、自治体が経営する地方公営企業の2023年度決算概要を公表しました。公立病院事業が前年度の1996億円の黒字から一転して、2055億円の赤字となりました。赤字は4年ぶり。新型コロナウイルス感染症関連の補助金減額や人件費の高騰などが影響し、経営状況が悪化しました。
 全国681病院事業の決算を集計。決算規模は6兆5266億円でした。コロナ禍での診療控えが落ち着き、料金収入は前年度から1333億円増の4兆4332億円でしたが、国からの補助金が3941億円減少しました。
 職員給与引き上げや薬剤の値上がりなどで、支出も増加しました。穴埋めできていない赤字の累積を示す累積欠損金は1兆6974億円となりました。
 公立病院以外の事業はすべて黒字でした。バスや鉄道などの交通事業は、黒字幅が459億円増の530億円。コロナ禍で激減した旅客が回復傾向にあり、料金収入が増加しました。ただコロナ禍前の2019年度(642億円)は下回りました。

 2024年9月28日(土)

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