■心疾患の重症度をAIで診断するシステムを開発 岩手医大などの研究グループ [健康ダイジェスト]
岩手医科大と岩手県立大、岩手県立二戸病院の研究グループは、急性心筋梗塞など心疾患の疑いのある患者の重症度を人工知能(AI)で診断するシステムを開発しました。救急車内で計測した患者の心電図データから、発症初期の兆候をAIに学習させました。データの蓄積を進め、循環器内科医による診断と同レベルまで精度を高めたい考え。心筋梗塞は早期の治療が重要で、医師らの判断を補完する目的で将来的な医療現場への導入を目指します。
AIが患者の心電図データの波形の特徴を読み取り、▽心筋梗塞など緊急を要する状態▽グレーゾーン▽正常-などと判定する仕組み。
研究で約3500枚の心電図データをAIに学習させたところ、精度は93%で医師による判断とぶれは少なくなりました。さらに学習量を増やし、精度を高めます。
2024年9月30日(月)
AIが患者の心電図データの波形の特徴を読み取り、▽心筋梗塞など緊急を要する状態▽グレーゾーン▽正常-などと判定する仕組み。
研究で約3500枚の心電図データをAIに学習させたところ、精度は93%で医師による判断とぶれは少なくなりました。さらに学習量を増やし、精度を高めます。
2024年9月30日(月)
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