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■認知症新薬に非医療者ほど期待値高く 東大が意識調査、「ぜひ受けたい」が専門医の倍 [健康ダイジェスト]

 東京大の岩坪威教授(神経病理学)らのチームが3日、アルツハイマー病の新薬の課題に対する意識調査結果を国際専門誌に発表しました。非医療者は専門医よりも薬の効果への期待が高い傾向が認められました。岩坪教授は「双方の薬への理解や意識の違いを把握し、治療定着につなげたい」と話しています。
 アルツハイマー病を巡って、脳に蓄積して神経細胞を壊すとされるタンパク質「アミロイドベータ」を除去することで進行抑制を狙う新しいタイプの薬が昨年末から相次いで登場しました。しかし微小な脳出血など一定の副作用があることや、対象者が軽度に限定されるなどの課題があります。
 調査では「対象となった場合に新薬治療を受けてみたいか(専門医は担当患者に投与したいか)」という質問に、5段階で最も積極的な「ぜひ受けたい」との回答は非医療者41%に対し専門医22%で、受け止め方に違いがみられました。
 新薬は特定の遺伝子のある患者で副作用のリスクが高いとされますが、この遺伝子を調べる検査は保険適用外となっています。非医療者の45%が「必要であれば受けたい」と回答しました。

 2024年10月4日(金)

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