■国民健康保険の保険料上限、来年度から3万円引き上げ92万円に [健康ダイジェスト]
自営業者などが加入する国民健康保険(国保)について、厚生労働省は保険財政を改善するため、所得の高い人が支払う年間の保険料上限額を来年度から3万円引き上げて92万円にする方針を決めました。上限額の引き上げは4年連続となります。
自営業者や非正規労働者などが加入する国民健康保険について、厚労省は、高齢化の進展で悪化している保険財政を改善するため、毎年度、保険料を見直していて、10月31日に開かれた社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の医療保険部会に来年度からの見直し案を示しました。
見直し案では、所得などに応じて支払う年間の保険料の上限額を今の89万円から3万円引き上げて92万円にするとしています。
上限額の引き上げは4年連続で、厚労省の試算では、年収およそ1170万円以上の単身世帯など、全体の1・5%が対象となる見通しです。
一方、40歳から64歳の人が国民健康保険と一緒に納める介護保険の保険料は年間17万円のまま据え置くとしていて、保険料全体の上限額は109万円となります。
見直し案は、10月31日の会合で了承され、厚労省は、年度内の閣議で関連する政令を改正したいとしています。
2024年11月1日(金)
自営業者や非正規労働者などが加入する国民健康保険について、厚労省は、高齢化の進展で悪化している保険財政を改善するため、毎年度、保険料を見直していて、10月31日に開かれた社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の医療保険部会に来年度からの見直し案を示しました。
見直し案では、所得などに応じて支払う年間の保険料の上限額を今の89万円から3万円引き上げて92万円にするとしています。
上限額の引き上げは4年連続で、厚労省の試算では、年収およそ1170万円以上の単身世帯など、全体の1・5%が対象となる見通しです。
一方、40歳から64歳の人が国民健康保険と一緒に納める介護保険の保険料は年間17万円のまま据え置くとしていて、保険料全体の上限額は109万円となります。
見直し案は、10月31日の会合で了承され、厚労省は、年度内の閣議で関連する政令を改正したいとしています。
2024年11月1日(金)
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