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■インフルエンザ、全国で流行期入り 5月以来、感染者は沖縄県が突出 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は8日、季節性インフルエンザが全国で流行期に入ったと発表しました。1
年半にわたって続いた前回の流行が5月に収束して以来の流行期入りとなります。
 厚労省によると、全国約5000カ所の定点医療機関から報告された直近1週間(10月28日〜11月3日)の感染者数は5127人。定点当たりでは1・04人で、流行期入りの目安となる1人を超えました。
 流行期に入る時期は、今の方法で統計を取り始めて以降、1年を通して流行した昨年を除くと2009年に次いで2番目に早くなりました。
 都道府県ごとにみますと、沖縄県が10・64人で突出しており、静岡県2・09人、千葉県2人、大分県1・66人、福井県1・62人などとなっていて、32の都道府県で前の週より感染者が増えています。
 季節性インフルエンザは、新型コロナウイルスの流行の影響を受け、2020~2021年、2021〜2022年のシーズンは流行の基準に達しませんでした。2022年12月に3年ぶりに流行期入りすると、その後は感染が収束せず、今年5月まで流行が続きました。
 厚労省は手洗いや適切なマスクの着用など基本的な感染対策を徹底するとともに、ワクチンの接種を検討するよう呼び掛けています。

 2024年11月8日(金)

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