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■血圧測定時にAIで心房細動の発症リスク検知 オムロンヘルスケア [健康ダイジェスト]

 医療機器メーカーのオムロンヘルスケア(京都府向日市)は28日、不整脈の一種である心房細動の発症の可能性について、血圧計で調べる技術を開発したと発表しました。人工知能(AI)技術を活用し、心臓の一部がけいれんすることで脈拍が不規則になる心房細動の症状を血圧測定時に検知します。従来は心電図検査が必要でした。家庭用血圧計で心不全や脳梗塞などの発症リスクを確認できるようになります。
 この技術を搭載した血圧計は、中国とヨーロッパで8〜9月から販売しています。アメリカでは10月に食品医薬品局(FDA)の認可を取得し、2025年2月に販売する見込み。日本でも2025年度中に厚生労働省から認可を取得し、2026年以降に販売する計画です。
 同社が50年間にわたって蓄積してきた血圧計の測定データをAIで解析し、心房細動の特徴を識別できるようになりました。これまでは症状パターンが無数にあり、発症の可能性を識別することが難しかったといいます。
 心房細動は高血圧の人の発症リスクが高く、心不全や脳梗塞を引き起こす原因にもなります。ただ自覚症状がないこともあり、早期発見が難しかったといいます。家庭の血圧計で常時、変調の兆しを確認できるようになります。

 2024年11月30日(土)

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