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■UBEを書類送検、基準の280倍の化学物質を海に排出容疑 宇部海上保安署 [健康ダイジェスト]

 東証プライム上場の大手化学品製造会社「UBE(ユービーイー)」(本店山口県宇部市)の工場で、基準値を超える化学物質を含む汚水を海に排出したとして、宇部海上保安署は5日、水質汚濁防止法違反の疑いで、法人としての同社と従業員1人を、山口地検宇部支部に書類送検しました。いずれも容疑を認めています。
 書類送検容疑は、7月11日午前10時半ごろ、宇部市内にある宇部ケミカル工場内のプラント設備を点検中に、化学物質のフェノール原液が噴出して排水に混入。担当していた従業員は、排水の汚染を検知すると自動的に閉鎖される遮断弁が作動していると思い込んで確認を怠り、フェノールを含む汚水を海へ排出した疑い。
 宇部海上保安署によると、最大で排出基準の280倍超の濃度でフェノールを含む汚水が排出されました。現時点で、魚が死ぬなどの現場海域での被害状況は確認されていないといいます。
 同社は、「捜査に対して全面的に協力している」とコメントしました。

 2024年12月5日(木)

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