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■「マイナ保険証」で救急患者の医療情報、病院が同意なしで閲覧可能に 9日から運用開始 [健康ダイジェスト]

 病院が救急患者を受け入れた際、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」があれば、患者の同意がなくても、処方された薬の情報を即座に確認できるシステムが9日から運用されます。しかし、現時点では、共有される医療情報が限られるなど、課題も残されています。
 この新たなシステムが始まるのは、全国で救急患者を受け入れている病院です。
 国は、12月2日からマイナ保険証の本格的な運用を始めましたが、医療機関で、患者の過去に処方された薬や手術歴などの情報を共有するには、1カ月ほどかかる上、原則、患者の同意が必要です。
 9日から救急現場で始まるシステムは、処方された薬の情報が即座に共有される上、意識不明や会話が困難などで患者の同意が取れなくても、マイナ保険証を所持していれば、医師の判断で閲覧できるということです。
 このシステムにより、迅速な判断が求められる救急現場では、適切な処置につながるとする意見がある一方、現時点では、共有できる医療情報が少ないなど課題が多いという意見もあります。
 国によると、9日からこのシステムを始めるのは、全国10数カ所の病院ですが、今年度中には、約550カ所に増える見通しです。

 2024年12月9日(月)

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