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■2024年は観測史上最も暑い年、EUの気象情報機関「事実上確実」 [健康ダイジェスト]

 2024年は観測史上最も暑い年になることが「事実上確実」だとする予想を、ヨーロッパ連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」が9日、発表しました。
 コペルニクス気候変動サービスは、前例のない今年の異常高温により1~11月の世界平均気温が上がったとし、「2024年が記録上最も暑い年になることは、この時点で事実上確実だ」と述べました。観測史上最も暑かった年となった昨年の気温を上回ることになります。
 今年はスペインとケニアで致命的な洪水、アメリカとフィリピンで激しい熱帯暴風雨、南アメリカ全域で深刻な干ばつと山火事が発生しました。
 スイスの再保険大手「スイス・リー」は、今年の自然災害による経済損失は計3100億ドル(約47兆円)に上ると推計しています。
 発展途上国は特に気候変動の影響に脆弱(ぜいじゃく)で、その対策費として2035年までに年1・3兆ドル(約195兆円)の外部援助が必要になるとされています。
 アゼルバイジャンで11月に行われた国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP29)で、先進国は同年までに年3000億ドル(約45兆円)の支援を約束しましたが、この額は極めて不十分だと批判されています。

 2024年12月10日(火)

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