■アスベスト労災認定、昨年度1232人 13年連続1000人超 [健康ダイジェスト]
建設現場などで働いてアスベスト(石綿)を吸い込み肺がんや中皮腫などになったとして、2023度に労災と認定された人は1232人でした。1000人を超えるのは13年連続で、厚生労働省は12日と13日に電話で相談を受け付けることにしています。
厚労省は、建設現場や工場で働いてアスベストを吸い込んで肺がんや中皮腫などになり労災と認定された人数を公表していて、2023年度は前の2022年度より92人多い1232人でした。
業種別にみると、最も多かったのが建設業で796人と全体の64・6%に上り、次いで製造業が355人で28・8%でした。
都道府県別にみると、東京都が206人、大阪府が133人、神奈川県が84人などとなっています。
厚労省によりますと、アスベストは1970年代が輸入のピークで国内で広く使われました。
吸い込むと30年から50年の潜伏期間の後に発症するということで、労災に認定された人が1000人を超えるのは13年連続です。
また、労災保険の請求権が時効となった遺族を対象にした「特別遺族給付金」の支給が決まったのは、2023年度は159人と前の2022年度を11人下回りました。
厚労省は本人や家族から、健康被害や労災補償についての手続きなどの相談を受け付けるため、12日と13日の午前10時から午後5時まで電話相談の窓口を設置します。
電話番号は03-3595-3402です。
2024年12月11日(水)
厚労省は、建設現場や工場で働いてアスベストを吸い込んで肺がんや中皮腫などになり労災と認定された人数を公表していて、2023年度は前の2022年度より92人多い1232人でした。
業種別にみると、最も多かったのが建設業で796人と全体の64・6%に上り、次いで製造業が355人で28・8%でした。
都道府県別にみると、東京都が206人、大阪府が133人、神奈川県が84人などとなっています。
厚労省によりますと、アスベストは1970年代が輸入のピークで国内で広く使われました。
吸い込むと30年から50年の潜伏期間の後に発症するということで、労災に認定された人が1000人を超えるのは13年連続です。
また、労災保険の請求権が時効となった遺族を対象にした「特別遺族給付金」の支給が決まったのは、2023年度は159人と前の2022年度を11人下回りました。
厚労省は本人や家族から、健康被害や労災補償についての手続きなどの相談を受け付けるため、12日と13日の午前10時から午後5時まで電話相談の窓口を設置します。
電話番号は03-3595-3402です。
2024年12月11日(水)
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