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■青森県の子供、男子は4つの年齢で肥満全国ワースト 運動不足が要因か [健康ダイジェスト]

 文部科学省が実施した2023年度の学校保健統計調査で、青森県内の肥満傾向の子供の割合は、男女とも全年齢で全国平均を上回りました。男子は4つの年齢で全国ワースト、女子も4つの年齢で全国ワースト2位でした。
 調査は県内の幼稚園や小中学校、高校の計159カ所で実施。身長や体重を集計した「発育状態調査」では1万2667人(抽出率11・1%)を、視力や虫歯などを調べる「健康状態調査」では4万6324人(同40・5%)を対象に調べました。
 性別や年齢、身長別の標準体重から20%以上重い子供が肥満傾向とされ、県内の調査結果では、男子は6、9、12、16歳で肥満傾向の割合が全国で最も高くなりました。女子は6、8、11、15歳で全国で2番目に高くなりました。全国平均との差が最も大きかったのは、男子は9歳(20・65%)、女子では11歳(15・12%)でした。
 体重も男女とも全年齢で全国平均を上回り、男子では5つの年齢(6、10、14、16、17歳)で、女子は7つの年齢(8~13、17歳)で全国1位でした。
 身長に目を向けると、男子は全年齢で全国平均を上回り、女子も15歳を除いた各年齢で全国平均を上回りました。男子は2つの年齢(6、10歳)、女子は7つの年齢(6、8~13歳)で全国1位でした。
 また、健康状態調査では、虫歯(治療ずみを含む)のある子供の割合は全年齢で全国平均を上回り、裸眼視力が1・0未満だった子供の割合は小中高で全国平均を上回りました。
 県内では子供の肥満傾向の高水準が続いており、県教育委員会スポーツ健康課の担当者は「運動量の不足や不規則な生活習慣が要因ではないか」と推測しています。その上で、生活習慣病を予防するためのプログラムを小中高で活用するなどして、改善を図りたいとしています。

 2024年12月13日(金)

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