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■小林製薬の山根社長が退任へ 紅麹サプリ問題で経営体制刷新 [健康ダイジェスト]

 小林製薬は、紅麹(べにこうじ)の成分を含むサプリメントを巡る一連の問題を受けて、昨年8月に社長に就任した山根聡氏が退任すると発表しました。
 山根社長は64歳。小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントによる健康被害を巡る一連の問題を受けて、昨年(2024年)8月に創業家出身の小林章浩氏の辞任に伴って社長に昇格し、健康被害に対する補償への対応や品質管理体制の再構築などに取り組んできました。
 退任の理由について会社では、経営体制を刷新し、信頼回復に向けて外部の視点を入れるためとしていて、新たな会長には京セラ出身で日本航空の経営再建にも関与した大田嘉仁氏(65)が就任するほか、新社長には、執行役員を務めている豊田賀一氏(60)を昇格させるなどとする人事案を明らかにしました。前社長の小林章浩氏は被害者への補償担当の取締役として留任します。
 この人事案は、今年3月開催予定の定時株主総会で提案することにしています。
 小林製薬を巡っては、創業家依存の経営から脱却するという経営側に対して、会社の株式の10%余りを取得する香港の投資ファンド、「オアシス・マネジメント」が一連の問題の再調査と、弁護士や医師など新たな社外取締役の選任を求める株主提案を行っているほか、創業家出身の前会長などに、100億円余りの損害賠償を求める訴えを起こすよう請求していました。

 2025年1月21日(火)

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