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■パリ協定、アメリカ離脱で流れ変わらず 国連気候変動条約の事務局長 [健康ダイジェスト]

 国連気候変動枠組み条約のサイモン・スティール事務局長は21日、スイスのダボスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)でのセッションで、アメリカのドナルド・トランプ大統領のパリ協定からの離脱方針について発言。「世界で起こっている化石燃料から(再生可能エネルギーへ)の転換という大きな流れは止められない」との見方を示しました。
 スティール事務局長は、「化石燃料からのエネルギー転換への投資額は昨年1年だけで2兆ドル(約310兆円)に上った。それが気候変動対策だけでなく、雇用創出や強い経済、エネルギー安全保障に貢献した。世界に向けたシグナルは明白だ」と指摘しました。

 2025年1月22日(水)

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