ヨーロッパ連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は6日、今年1月の世界平均気温は13・23度で、1月としては1940年からの観測史上最高だったと発表しました。これまで最高だった2024年を0・09度上回りました。
1年間の世界平均気温が最高だった昨年の流れを引き継ぎ、2025年に入っても記録的な高温状態が続きました。
産業革命前と同程度とされる1850〜1900年の1月の平均より1・75度高くなりました。温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」では年ごとの変動を除いた世界の平均気温の上昇幅を1・5度に収めることが目標ですが、達成は困難な情勢です。
2025年2月6日(木)
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