SSブログ

■トマトや果物の摂取が肺機能低下を緩和 とりわけ元喫煙者で効果 [健康ダイジェスト]

 1日に2個以上のトマトを食べた人は肺機能の低下率が緩和されるとの研究結果が21日、欧州呼吸協会が発行する「欧州呼吸誌」で発表されました。とりわけ元喫煙者に効果があり、リンゴなど果物を1日に3カット以上食べていた人にも、同様の傾向がみられたといいます。
 論文の共同執筆者で、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学ブルームバーグ公衆衛生学部のバネッサ・ガルシアラーセン氏は声明で、「喫煙をやめた人の肺の損傷の回復に、食事が役立つかもしれないことを今回の研究は示している」と説明。「また喫煙の習慣がなかった人の場合でも、果物の豊富な食事が肺の自然な老化を遅らせる可能性も示唆している」と指摘しました。
 今回の研究では、2002年にも実施された健康調査に参加したドイツ、イギリス、ノルウェーの680人から取得したデータを分析。調査対象者には10年後に再び質問に答えてもらい、2種類の肺機能検査を受けてもらいました。
 また、食事と肺の健康の関連性を分析するに当たり、調査対象者の年齢、身長、体重、性別、収入、運動習慣のレベルといった別の要因も考慮しました。
 その結果、通常は30歳前後から始まるとされる肺機能の低下において、トマトや果物を多く摂取する人は低下率が減少することが判明。特に元喫煙者には、その相関性がさらに著しく現れたといいます。
 研究者らは、「トマトや果物をたくさん取る食事が喫煙でダメージを受けた肺の回復に一役買っていることを示唆する」と述べています。

 2017年12月23日(土)

nice!(12)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■味の素冷凍食品、シューマイ6万4000袋を自主回収へ プラスチック片が混入 [健康ダイジェスト]

 食品メーカーの「味の素冷凍食品」(東京中央区)は22日、冷凍食品のシューマイの一部の商品にプラスチック片が混入していたとして、6万4000袋余りを自主回収すると発表しました。 
 味の素冷凍食品が自主回収するのは、全国で販売されている冷凍食品の「ザ★シュウマイ」で、賞味期限が2018年10月4日と記載されている商品。
 顧客から、「食事した際に、プラスチック片が混入していた」との連絡が3件ありました。同社が群馬県大泉町の工場を調べたところ、生産ラインの計測機器が破損していました。この機器の欠けらが商品の一部に混入したとみて、6万4740袋を回収することを決めました。
 現時点で、健康被害は報告されていないということです。対象の商品を着払いで会社に送れば、商品の代金相当分のクオカードを返金するとしています。
 味の素冷凍食品は、「皆様に多大な迷惑をおかけし、深くおわびします。製品管理体制の一層の強化を図り、再発防止に努めます」としています。
 問い合わせ先の電話番号は、フリーダイヤル0120-772147で、午前9時から午後5時まで受け付けています。

 2017年12月23日(土)

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康