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■子供の難病助成、筋ジストロフィーなど34疾病を追加 厚労省 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省の子供の難病に関する専門委員会は12月27日、医療費助成の対象となる「小児慢性特定疾病」として、これまで指定されていなかったタイプの筋ジストロフィーなど34疾病を新たに追加することで合意しました。今年4月から助成を始める予定。
 小児慢性特定疾病は、生命にかかわる慢性の病気で、長期間高額な医療費がかかることなどが指定の要件。現在はダウン症や先天性風疹症候群など722疾病、約11万人が助成対象になっています。
 今回、日本小児科学会などの意見を基に検討を進めました。新たに2万人弱が助成対象に含まれる見込みで、追加後の対象疾病数は756、対象患者は推計約12万7000人になります。
 小児慢性特定疾病に追加される34疾病は次の通り。
 フィブロネクチン腎症▽リポたんぱく糸球体症▽乳児特発性僧帽弁腱(けん)索断裂▽ATR-X症候群▽けいれん重積型(二相性)急性脳症▽自己免疫介在性脳炎・脳症▽スタージ・ウェーバー症候群▽脆弱(ぜいじゃく)X症候群▽先天性グリコシルホスファチジルイノシトール(GPI)欠損症▽その他筋ジストロフィー▽脳クレアチン欠乏症候群▽カウデン症候群▽自己免疫性膵(すい)炎▽若年性ポリポーシス▽ポイツ・ジェガース症候群▽VATER症候群▽アントレー・ビクスラー症候群▽コフィン・シリス症候群▽シンプソン・ゴラビ・ベーメル症候群▽スミス・レムリ・オピッツ症候群▽ファイファー症候群▽メビウス症候群▽モワット・ウィルソン症候群▽ヤング・シンプソン症候群▽肥厚性皮膚骨膜症▽無汗性外胚葉形成不全▽胸郭不全症候群▽骨硬化性疾患▽進行性骨化性線維異形成症▽青色ゴムまり様母斑症候群▽巨大静脈奇形▽巨大動静脈奇形▽クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群▽原発性リンパ浮腫

 2018年1月1日(月)

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