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■インフルエンザの大流行続く 患者は前週より減少し239万人 [健康ダイジェスト]





 3週連続で過去最多となっていた全国のインフルエンザの患者数は、2月11日までの1週間に1医療機関当たり45・38人と、前の週よりも8・95ポイント低くなりました。国立感染症研究所は流行のピークはすぎつつあるとみられるものの、患者数が多い状態は続いており、引き続き、手洗いやマスクの着用など、感染対策を徹底するよう呼び掛けています。
 国立感染症研究所によりますと、全国約5000の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、統計を取り始めた1999年以降としては3週連続で過去最多となっていましたが、2月11日までの1週間の1医療機関当たりの患者数は前の週の54・33人よりも8・95ポイント低くなりました。それでも、最近10年で最も流行した6年前のシーズンのピークよりもさらに3ポイント程度高く、大きな流行が続いています。
 都道府県別では、高知県が67・67人と最も高く、次いで、山口県が62・82人、大分県が60・28人、宮崎県が57・17人などとなり、前の週と比べると8つの道と県で増加した一方で、39の都府県で減少しました。また、この数値を基にした全国の患者数の推計は、約239万人と前の週より約43万人少なくなりました。
 推計の患者数を年齢別にみると、10歳未満が約76万人、10歳から19歳が約50万人と、依然、若い世代を中心に流行が続いています。
 インフルエンザで学級・学年閉鎖や休校となった小学校や中学校などの合計は7974施設で、前の週と比べると26%減りました。入院患者数は1847人で、前の週と比べ10%減りました。年齢別では、80歳以上が692人で最も多くなりました。
 また、これまでの5週間に検出されたウイルスは、B型が55%、A型が43%で、2つの型のウイルスが流行する「混合流行」の傾向が続いているということです。
 国立感染症研究所の砂川富正室長は、「流行のピークはすぎつつあるとみられるが、例年と比べると患者数が多い状態は続いていて再び拡大する可能性もある」と話しています。
 北海道では1医療機関当たりのインフルエンザの患者数は、10・01ポイント増加して55・39人となり、ほかにも西日本を中心に増加した県がみられ、沖縄県では5・48ポイント、鳥取県では5・21ポイント、滋賀県では1・58ポイント増えています。
 また、福井県を除くすべての都道府県で国が示す警報レベルの1医療機関当たり30人を上回っています。
 一方で患者数が減少した地域も出てきており、神奈川県で18・46ポイント、埼玉県で16・92ポイント、大分県で16・81ポイント、福岡県で16・74ポイント前の週を下回りました。
 砂川室長は、「今週は全国的に患者数が減少しているが、流行の中心は西日本から東日本に移っていく傾向にあり、再び増加する地域もあるのではないか」と話しています。

 2018年2月17日(土)
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