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■イヌサフランなど野菜に似た毒草の誤食が多発 10年間で502人、死亡7人 [健康ダイジェスト]

 消費者庁は11日、家庭菜園や野草採りなどで、イヌサフランやスイセンなどの毒草を誤って食べる事故が多発しているとして、注意を呼び掛けました。2016年までの過去10年間で502人が食中毒になり、うち7人が死亡しました。
 死亡したケースのうち最多は、芽がギョウジャニンニクに似ているイヌサフランの6人で、食中毒は23人。葉がニラに似ているスイセンでも1人が死亡し、食中毒は176人。ジャガイモによる食中毒は303人に上りました。
 消費者庁によると、緑色に変色したジャガイモは、芽と同様に有毒。ギョウジャニンニクやニラには特有の臭いがあるため、毒草のイヌサフランやスイセンと判別できるとしています。            
 東京都薬用植物園の中村耕主任研究員は、「家庭菜園などで植える場合はニラとスイセンを近くにせず、名札を付けて。山菜採りは、必ず知識のある人と出掛けてほしい」と話しています。

 2018年4月13日(金)

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