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■市区町村別の平均寿命、女性最長は沖縄県北中城村 男性は横浜市青葉区 [健康ダイジェスト]

 平均寿命が最も長い市区町村は、女性が沖縄県北中城(きたなかぐすく)村の89・0歳で、男性は横浜市青葉区の83・3歳だったことが、厚生労働省が17日に公表した「2015年市区町村別生命表」で明らかになりました。
 厚労省5年に1回、国勢調査に基づいた「市区町村別生命表」をまとめており、今回が4回目。2015年の国勢調査の結果や日本人の死亡・出生数などをもとに平均寿命を算出しました。
 女性の沖縄県北中城村は3回連続のトップ、男性の横浜市青葉区は前回は8位でした、
 2~5位は、女性は沖縄県中城村88・8歳、同県名護市88・8歳、川崎市麻生区88・6歳、石川県野々市市88・6歳。男性は川崎市麻生区83・1歳、東京都世田谷区82・8歳、横浜市都筑(つづき)区82・7歳、滋賀県草津市82・6歳の順でした。厚労省は小数点第2位を四捨五入して公表したため、平均寿命が同じでも同じ順位ではありません。
 一方、平均寿命が最も短かい市区町村は、前回と同じく男女とも大阪市西成区で、女性は84・4歳、男性は73・5歳でした。

 2018年4月18日(水)

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■iPS細胞の作製効率を数倍高める遺伝子発見 京大iPS細胞研究所 [健康ダイジェスト]

 京都大学iPS細胞研究所は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製効率を2〜10倍に高める遺伝子を発見しました。高品質なiPS細胞を短期間に作製する技術につながり、遺伝子の働きを制御することで、がんの予防や治療につながる可能性もあります。
 この成果は、イギリスの科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表しました。
 研究チームは、マウスの神経や肝臓の細胞に4つの遺伝子を導入しiPS細胞を作製。同時に、数万種類の遺伝子の働きを抑える試薬を加え、作製効率が高まる条件を探った結果、iPS細胞の骨組みの材料を作る遺伝子「Actb」の働きを抑えると、作製効率が数倍に高まりました。
 詳細に調べると、Actbは筋肉にかかわる遺伝子「Srf」の働きを抑えていました。この遺伝子の働きを高めると、iPS細胞の作製効率が高まりました。マウスの培養細胞に4つの遺伝子を導入すると、一部はiPS細胞に変化します。

 2018年4月18日(水)

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