SSブログ

■インフルエンザ患者、推計2230万人に上る 12年間で最多の大流行に [健康ダイジェスト]

 今シーズンのインフルエンザの推計の患者数は約2230万人と、現在の推計を行うようになったこの12年間で最も多くなり、専門家は「A型とB型の混合流行で、これまでにない非常に大きな流行になった」と分析しています。
 今シーズンのインフルエンザは例年よりも数週間早い昨年11月下旬から始まり、今年1月中旬から2月上旬には1医療機関当たりのインフルエンザの患者数が50人を超える極めて高い水準が3週間連続で続きました。
 国立感染症研究所によりますと、昨年9月から4月20日までの今シーズンのインフルエンザの全国の推定患者数は約2230万人に達しました。これは現在の推計を行うようになったこの12年間では、最も多かった昨シーズンの約1660万人よりも約570万人多く、過去最多になりました。
 また、2009年から2010年にかけて世界的に流行した新型インフルエンザを含めたインフルエンザの国内の推定患者数の2100万人も超えています。
 さらに、4月8日までに検出されたウイルスを分析すると、B型は約47%で、この5年間でB型の割合が最も高くなったということです。
 国立感染症研究所の砂川富正室長は、「今シーズンは、A型とB型の混合流行でこれまでにない非常に大きな流行になった。関連はわからないが、アメリカや中国、アジアなど世界各地でインフルエンザが大流行した非常に特異なシーズンだった」と話しています。

 2018年4月26日(木)

nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■愛知県で新たに幼女ら4人がはしか感染 沖縄県は患者70人に [健康ダイジェスト]

 はしか(麻疹)の感染が広がる中、愛知県内では24日、1歳の女の子の感染が確認されたのに加え、25日、新たに20歳代から30歳代の女性3人の感染が確認されました。また、沖縄県内では24日までに患者の数が70人に上っています。
 愛知県内では11日に、沖縄県を旅行した10歳代の男性が名古屋市内の病院ではしかと診断されて以降、感染の確認が相次いでおり、24日、東郷町の1歳の女の子がはしかに感染していることが確認されました。
 また、25日、新たに名古屋市内の20歳代と30歳代の女性、瀬戸市に住む20歳代の女性の合わせて3人の感染が確認され、このうち2人は、10歳代の男性が診断を受けた名古屋市昭和区にある名古屋第二赤十字病院に勤務する事務員と看護助手で、もう1人もこの病院で診察を受けていたということです。
 最初に感染が確認された10歳代の男性は、4月10日に東郷町内の診療所でも診察を受けており、1歳の女の子は同じ日にこの診療所を訪れていたということです。
 一方、はしかが流行している沖縄県では、患者の数が24日までに70人に上っています。沖縄県は大型連休を控え、ウエブサイトに観光客向けQ&Aを掲載。ワクチン接種歴の確認と、回数が足りなければ接種してからの来訪を勧めた上で、1歳未満の子や2回のワクチン接種を受けていない妊婦については「流行が終息してからお越しいただいたほうが安全です」と呼び掛けています。
 各自治体では、発熱やせきなどの症状が現れた場合は事前に医療機関に連絡した上で、速やかに受診するとともに必要な人はワクチンを接種してほしいと呼び掛けています。

 2018年4月26日(木)

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:健康