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■愛知県で新たに3人はしか、計18人に 2人は学校内で感染か [健康ダイジェスト]

 愛知県内で感染が拡大している、はしか(麻疹)について、同県と名古屋市は6日、同学年の生徒から広がったとみられる同市内の男子中学生など3人への感染が新たに判明したと発表しました。
 今年の愛知県内の患者は、計18人となりました。学校内での感染の発覚は、今年初めて。
 発表によると、感染が確認されたのは、名古屋市の男子中学生2人と、愛知県東郷町の30歳代の女性。男子中学生2人は、4月23日にはしかと判明した女子中学生と同じ学校の同学年で、4月17~19日に、学校内の同じ施設を使うなどして感染したとみられるといいます。5月2~3日に発熱などの症状があり、5日の遺伝子検査の結果、はしかと診断されました。
 女子中学生は4月19日まで通学していましたが、感染してから症状が出る潜伏期間の10~12日はすでにすぎており、名古屋市の担当者は、姉妹から他の生徒に感染している可能性は低いとみています。症状が出る前後のころに他人に感染する可能性が高まりますが、男子中学生2人は、発症時には学校に行っていませんでした。
 また、男子中学生の1人は、ワクチン接種を2度しているのに感染しました。名古屋市の担当者は、「2度接種していれば、まず心配はないが、百パーセント安全とまではいい切れない」と話しています。
 男子中学生2人とは別に感染が判明した東郷町の30歳代の女性は、4月24日に感染が判明した1歳の女児の母親で、家庭内感染とみられます。5月5日にはしかと診断されました。愛知県によると、女性は5月4日午後4時半から同5時ごろまで東郷町内のスーパーを利用しているといいます。
 女子中学生と女児はそれぞれ、沖縄県帰りの10歳代の男性が受診した医療機関を介して感染したとみられており、今回の3人は3次感染とみられます。
 県や市は、感染が疑われる場合は、事前に医療機関に連絡をした上で速やかに受診するよう呼び掛けています。

 2018年5月7日(月)

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■介護施設の9割で16時間前後の夜勤 日本医労連が調査 [健康ダイジェスト]

 特別養護老人ホームや介護老人保健施設など介護施設の約9割で、16時間前後の長時間勤務となる夜勤が行われていることが、日本医療労働組合連合会(日本医労連)の調査で明らかになりました。
 調査は2017年6月〜10月、日本医労連に加盟する組合などを通じて行われ、147施設が回答しました。
 その結果、約9割の施設が午後4時前後から翌日の午前9時前後まで勤務する夜勤体制を取っていました。
 そこで働く職員のうち、1カ月の夜勤回数が4回を超えるのは43・0%で、2013年の調査に比べて13・2ポイント増加していました。認知症の人が暮らすグループホームでは65・6%に達していました。
 就業規則などで定められた休憩、仮眠時間の合計は、平均で2時間19分でした。回答した147施設のうち、半数は仮眠室がありませんでした。
 日本医労連の担当者は、「介護施設で夜勤をなくすことはできない。勤務を8時間以内に収めるなど過重な労働にならないよう、適正な職員数を配置する必要がある」と指摘。「待遇面の改善などで人員増加につながる取り組みを強化してほしい」としています。

 2018年5月7日(月)

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