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■骨髄バンクへの登録が初めて1万人超え 競泳女子の池江選手の白血病公表で急増 [健康ダイジェスト]

 日本骨髄バンクへのドナー登録が2月に急増し、1カ月間の登録者数が1万1662人と初めて1万人を超えたことが25日、バンクの発表で明らかになりました。競泳女子の池江璃花子選手が2月12日にツイッターで白血病と診断されたことを公表したのを切っ掛けに、重要な治療法の骨髄移植などへの関心が高まったためとみられます。
 バンクへの月間登録者数は通常2000~4000人程度。2月の増加で、総登録者数も50万3883人と初めて50万人を上回りました。
 ただ総登録者では40歳代が21万5982人を占め、最多。骨髄提供ができるのは年齢が18歳以上54歳以下で、体重が男性は45キロ以上、女性は40キロ以上の健康者と決められており、「高齢化」が進んでいます。バンクは来年度、東京都と神奈川県の特に若者が多い献血ルームで登録を呼び掛ける方針です。
 また、転居などで登録者の住所が不明になるケースを減らすため、10~30歳代を対象に携帯電話のショートメッセージを利用して住所変更を促します。さらに、登録者を増やすため、医療機関に何度も通う必要があるドナーの特別休暇制度導入を推進します。

 2019年3月25日(月)

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☐用語 陰門膣炎 [用語(あ行)]



[ダイヤ]女児の外陰部から膣にかけて細菌が侵入し、炎症を起こす疾患
 陰門膣炎(ちつえん)とは、女児の外陰部から膣にかけて細菌が侵入し、炎症を起こす疾患。外陰膣炎とも呼ばれます。
 子供の外陰部や膣の皮膚はとても薄く、細菌などの侵入を受けやすい上、成人女性で膣内を酸性に保ち感染を防いでいる外陰部の常在菌もいないため、女児に起こりやすいと考えられています。皮膚にいるブドウ球菌や溶連菌、腸内にいる大腸菌などが原因菌になります。
 発症すると、おむつやパンツに黄色や薄緑色の下り物が付いていることがあります。年齢によっては、外陰部が赤くなり、かゆみや痛みを訴えることもあります。ただれたりすると、少量の出血をみます。
 時には、尿道のほうにも細菌が入って膀胱(ぼうこう)炎を起こすこともあり、下り物に膿(うみ)が混じります。また、かゆみのためかきむしって、さらに二次的に細菌感染を起こすことがあります。
 数カ月間で2〜3回繰り返す女児もいます。何度も繰り返す場合には、小陰唇癒着症や処女膜閉鎖症が原因になっていることがあります。
 おむつやパンツに下り物が付着するだけでなく、かなり臭いのですぐに気付きます。気付いたら小児科、ないし婦人科を受診してすぐに治療してもらいます。
[ハート]陰門膣炎の検査と診断と治療
 小児科、ないし婦人科の医師による診断では、外陰部や膣前庭の状態を視診した上で、膣の粘膜をぬぐって細菌の培養を行い、原因になった病原体を検査します。
 小児科、ないし婦人科の医師による診断では、抗生剤の外用剤を処方します。場合によっては、抗生剤の内服薬も処方します。
 家庭では、女児の外陰部から膣にかけて、せっけんはあまり使わずにお湯でよく洗うようにして、下り物、汚れをよく落として、処方された抗生剤の外用剤を塗ります。抗生剤の内服薬も処方されたら、医師の指示通りに服用させます。
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