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■世界の人口の9人に1人が栄養不足 北朝鮮では半数近く [健康ダイジェスト]



 国連食糧農業機関(FAO)は15日、世界の食料安全保障と栄養摂取に関する報告書を発表し、2018年に世界の人口の9人に1人に相当する8億2000万人が栄養不足に陥っていると指摘しました。北朝鮮では人口の半数近くが栄養不足で、北朝鮮の食糧事情が悪化している状況が浮き彫りとなりました。
 報告書によると、世界の栄養不足人口比率は2004~2006年の14・4%から、2016~2018年は10・7%に減少し、改善がみられました。一方、北朝鮮では、2004~2006年の35・4%から2016~2018年は47・8%と大幅に増加しているといいます。
 2016〜2018年の北朝鮮の栄養不良人口は、推定1220万人。各国の全人口に占める栄養不良人口比(推定)で、中央アフリカ(59・6%)、ジンバブエ(51・3%)、ハイチ(49・3%)に次ぎ4番目に高くなりました。
 国連が今年3月に公表した報告書でも、北朝鮮の2018年の食糧生産量が自然災害などによって過去10年で最低水準まで落ち込み、特に農村部で食糧不足が深刻になっていることが指摘されています。

 2019年7月16日(火)
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■手足口病の流行、九州から東へ拡大 患者数が過去10年で最多に [健康ダイジェスト]



 主に幼い子供が感染し、手足や口に発疹ができる「手足口病」の流行が拡大しています。患者数はこの時期としては過去10年で最も多くなっており、国立感染症研究所は今後ピークを迎える可能性が高いとして、手洗いなど、予防を徹底してほしいと呼び掛けています。
 手足口病は、手や足、口の中などに発疹ができるウイルス性の感染症で、幼い子供ではまれに脳炎などの重い症状を引き起こすことがあります。
 国立感染症研究所によりますと、7月1日から7日までの1週間に、全国の約3000の小児科の医療機関から報告された患者数は3万1065人で、1医療機関当たりでは9・79人となりました。
 この時期としては、過去10年で2011年の9・72人を上回り最も大きな流行となっています。
 都道府県別では、福井県で31・13人、石川県で26・76人、香川県で17・11人、三重県で17・05人、滋賀県で16・41人などとなっていて、流行の中心が6月時点で最も多かった九州地方から、中部地方など東に移ってきています。
 流行は、今後1週間から2週間でピークを迎える可能性が高いということで、国立感染症研究所の藤本嗣人室長は「特に幼い子供がいる家庭や保育園などでは、オムツの適切な処理やこまめな手洗い、それにタオルを共有しないなど予防を徹底してほしい」と呼び掛けています。
 各都道府県ごとの1医療機関当たりの患者数は次のとおりです。
 北海道1・86人、青森県3・83人、岩手県1・83人、宮城県2・64人、秋田県0・43人、山形県6・27人、福島県15・66人、茨城県12・41人、栃木県5・83人、群馬県4・83人、埼玉県11・03人、千葉県14・22人、東京都9・72人、神奈川県10・31人、新潟県11・11人、富山県13・28人、石川県26・76人、福井県31・13人、山梨県4・08人、長野県3人、岐阜県8・08人、静岡県7・7人、愛知県9・76人、三重県17・05人、滋賀県16・41人、京都府11・21人、大阪府8・78人、兵庫県15・19人、奈良県9・32人、和歌山県10・3人、鳥取県16・21人、島根県9・91人、岡山県9・65人、広島県7・92人、山口県15・57人、徳島県5・09人、香川県17・11人、愛媛県10・84人、高知県16・07人、福岡県13・1人、佐賀県12・35人、長崎県8・93人、熊本県10・42人、大分県6・39人、宮崎県2・33人、鹿児島県5人、沖縄県1・38人

 2019年7月16日(火)
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■ノバルティス、1億円以上の遺伝性疾患治療薬を発売へ 医療保険財政圧迫も [健康ダイジェスト]



 1億円を超える超高額薬が、年内にも登場します。スイスの製薬大手ノバルティスがアメリカで約2億3000万円で発売し、日本でも製造販売を申請している乳幼児の難病治療薬「ゾルゲンスマ」を厚生労働省が承認する見通しとなりました。
 白血病治療薬「キムリア」の公定価格(薬価)が5月、過去最高の3349万円に決まり注目されていました。相次ぐ高額薬の登場は、日本の医療保険財政を揺さぶる可能性があります。
 医療費の大半は、国民健康保険や会社員が加入する健康保険組合が支払います。会社員の子供に投薬する場合、親の収入によって月間の医療費に上限を設ける高額療養費制度もあります。ゾルゲンスマの対象疾患は国が難病に指定しており、費用の大部分は国が負担します。
 ゾルゲンスマは、遺伝性疾患で筋肉が委縮する脊髄性筋委縮症(SMA)の2歳以下の乳幼児に対する治療薬。SMAは乳幼児の10万人に1~2人が発症する希少疾患で患者数は国内で数百人程度だといいます。重症の場合は呼吸不全に陥り死亡率が高くなるため、乳幼児の遺伝性疾患の死因の第1位とされています。
 アメリカでの価格は、独立機関の助言を受けてノバルティスが5月に決めました。ゾルゲンスマなしで治療を10年続ける場合にかかるとされる費用の半分強の約2億3000万円に設定しました。アメリカでは、効果があった場合にだけ医療保険会社が製薬会社に薬剤費を支払う仕組みなどが検討されています。
 ノバルティスは、日本では2018年11月にゾルゲンスマの製造販売の承認を申請しました。厚生労働省は通常1年~1年半かかる審査を半年~1年程度に短縮する「先駆け審査指定制度」の対象に指定。早ければ年内にも承認される可能性が高くなっています。
 薬価は、厚生労働相の諮問機関の中央社会保険医療協議会(中医協)が決めます。海外での販売価格を参考にするため、ゾルゲンスマは1億円以上が確実視されています。
 高額薬の扱いは、政策課題になっています。小野薬品工業などのがん免疫薬「オプジーボ」は、年換算の価格が当初は約3500万円だったものの、財務省が高額を問題視し、2017年に半分に下げられました。
 ゾルゲンスマは、化学物質を合成してつくる従来の医薬品とは違い、特殊なウイルスで病気の原因となる患者の遺伝子を書き換えます。1回限りの投薬で治療できるといいます。

 2019年7月16日(火)
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